水況はフライ向きですが・・・。
(残雪の入谷を釣るN氏)
4月5日 入谷
牛道の20cm。肌はくたびれてます。今日はテンカラN氏と行く。
朝9時半に掛軸店に来てもらって「今日は温いねえ、どこへ行きましょうか?」「どこでもええゾ」なんて会話をかわして私は考える。多分この陽気なら栗巣だったら釣れるはず。でもあそこは釣り人が多そうだし・・・。和良なら最適だけどあそこは遠いし・・・。
うん、そうだ。入谷にしよう。あそこならきっと人はいないし、そして近いしそこそこ釣れそう・・・。

そして10時に現地到着。先行者はなし。目論見通りだったのですが、でも車を降りると・・・、スーッと冷たい風が吹いた。あたりには所々に雪がある。ハッチも極々少ない。ちょっと場所を間違えたか??
でもとりあえず釣り始める。が、何にも出ない。テンカラにも出ないんだからフライに出るはずもない。私は30分で挫けて、テンカラN氏に「場所変えましょうか」と言ったら、「うん、そうやな〜」と言って竿をたたみ始めたので、私は先に川から上がる。そしてN氏の上がってくるのを待ってたら、N氏はまた竿を伸ばして釣り始めた。N氏は自由人なのだ。仕方ないのでまた川へ降りて後に続く。そして1時間、全く魚の反応はなかった。

車に戻って昼食。久々に川でケーちゃんを頂く。あいかわらず美味しいねえ。途中に下流から上がってきた餌釣り師がいた。全く釣れんかったらしい。餌で釣れんのなら毛ばりで釣れるはずはないですわな。
昼食後、テンカラN氏は「ワシは眠うなった。もう帰ろう」とおっしゃる。えっ〜〜〜!。もう終わり??。私の予定では、午後から気温が上がって条件が良くなるはずだから、これから下流へ下って釣るつもりだったのに・・・・・。でも孔子の教えの通り先達者には逆らえません。なので、とりあえず帰宅。

それからN氏と別れて、私は一人牛道へ行く。
風は南風ながらも、ちょっと冷たい。ハッチもやはり極小。入谷同様に残雪もある。でもとりあえず3匹釣った。アマゴのコンディションは良くないです。

栗巣のサクラ。
4月11日
とりあえず更新。
まず土京へ行って14cm1匹。
そして栗巣へ行ってカワムツ1匹・・・。
釣れん。。。。。

(小イワナですが、背景のキラキラがミソ)
4月29日 寒水川
GW初日ということもあって、さて釣り人はどんな行動をとるのでしょうか。1000円高速なのでIC周りに集中するのかな?だとしたら牛道は釣り人だらけ・・・?。私は10時すぎに出発。そして牛道川を見ながら車を進めます。所々には釣り人らしき車が止まってますが、普段の週末よりも少ないくらい。まあ、まだ初日ですからね。
そして峠を越えて寒水川へ降りる。

幸い、私の予定地点には車はなく、いそいそと支度をして入渓。
晴天で平水。ただ、谷に吹く風はやや冷たく、日陰では寒いくらい。いつもならここでプシュリとやるのですが、今回はそれをビニール袋に入れて腰にくくりつけた。そして20mばかり進んだところでピシャリと出たけど乗らなかった。そしてあと30mばかり行った所で、やや小ぶりながらイワナを釣った(トップの写真)。なんとなくホッとしたので、ここでプシュリとやって、そしてカメラを取り出して撮影会をする。とりあえずはお魚の全体を撮ってグビグビして、それから川を入れた写真も撮りたいから、どこで撮ろうかと考えながらグビグビやって、そして写真を撮り終えてふっと下流を見たら、餌釣りさんがいた。
一般的にフライマンは足が速いので、餌釣り師に追いつくことはあっても、彼らに追いつかれることは稀なんですが、私の場合は足が遅いし、写真撮ったりビール飲んだりしてるもんだから、時々こういうことがある。でも入渓する時には下流を確認してるので、私のマナー違反ではないはずですが、なんかバツが悪い気がしてペコリと頭を下げたけど気づいてくれたかな?
餌釣りさんはそこで諦めたようで、私はのんびりと釣り上がると、飽きない程度に出てくれる。数匹釣った。

1時に川から上がって、おにぎり食ってビール飲んで、ペラペラ文庫本をめくって小一時間。
そしてまた川へ降りる。ここでも飽きない程度に出て、やはり数匹釣った。ただ、このあたりは日陰部分が多くって、おまけに太陽がある部分にだけ雲がかかって、トレーナーだけでは小寒い。そのうち前方に釣り支度をしてる釣り人を見たので、そこで川から上がる。
時計を見たら3時半か。
下流へ下ってウインドブレーカーを着込んで再度川へ入ったけど、ちょっと寒い。小一時間で1匹釣って終了でした。
でも、久々に釣りをした気分でした。